育児の雪かき

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男の子双子2歳の育児真っ只中です。思ったことをそのまま書いています。

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里帰り出産(妊娠22週:停電3日目)

里帰り出産の記録です。

自分の記録にと、双子の出産を控える方の参考になればという思いで書いているので、手こずったことや知らなかったこと中心に書かれていると思います。

毎度長いですが、ご興味ある方読んでみてください^^

これまでの記事

里帰り出産をするまで(妊娠5〜6週:病院選び、検診の費用など) - 育児の雪かき

里帰り出産をするまで(妊娠7週:上司へ報告、里帰り先の病院など) - 育児の雪かき

里帰り出産(妊娠8週:Y病院で膜性確定、検診先の決定) - 育児の雪かき

里帰り出産(番外編:妊娠・出産は甲子園や青春という説) - 育児の雪かき

里帰り出産(妊娠20週〜:実家の出産準備) - 育児の雪かき

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停電3日目(復旧と聞き自宅へ帰る)

元々休みだったため、このまま実家付近で過ごすことにする。夫も休みをとれた。

とくにやることがないので、使う予定の部屋の掃除をした(夫が)

わたしは足のむくみがとれず、ずっと横になっていた。

夫は床を掃いて拭いて、壁を拭き、ジョイントマットを敷き詰めていった。

作業工程がはっきり頭にあって、それをてきぱきこなしているようだった。プロのお掃除の人みたいだった。

夫は停電した夜からずっと心配そうだった。

状況が見えず少ない備えに、わたしの体調に、そわそわしていた。

暑い中寝るのに、わたしに一番涼しい場所を探して布団を敷いてくれた。ずっとじゃないけどうちわで仰いだり、なんどもわたしがほんとうに大丈夫なのか様子をうかがってた。

わたしはたぶん大丈夫じゃなかったけど、その判断はわたしにも夫にも難しかったなと今でも思う。

そういうのを発散するためにかなりてきぱきやっていて、わたしは足とお腹をぽーんと放り出して眺めてた。

復旧したので帰宅

午後すぎ、自宅のエリアが復旧したと知り帰宅することに。休みを取らなければ明日は仕事だし、電気が通ったならやらなければいけないこと(停電して三日目の冷蔵庫など)があるので帰宅。

溶けた一夜干しを食べる

冷凍庫はまだ少し冷たかったけど、ほとんど処分。冷蔵庫は調味料以外は全滅。

ずっと食べる機会を逃していた冷凍の一夜干しがいい感じに溶けていたので、バターソテーにして食べた。美味しかった。

冷蔵庫がぬるくなるっていうのが想像以上にストレスだった。3日間なにかあると思い浮かぶのは冷蔵庫で、だめになっていく食べ物を想像すると胃がずっしる重たくなる感じ。夏場で腐敗が容易に想像ついたからかもしれない。

ちょっとずつ日常へ

近隣では復旧していないところや、被害の大きかったところのニュースが続いていた。あんまり見ると気が滅入るのでほどほどにしながら、いつも通りの生活を取り戻していった。

翌週か、また台風が接近したときにはかなり緊張した。またあの思いをするのかといちにち怖かった。幸いわが家の近くでは大きなことにはならなかったけど、もう台風を見る目が今までとは変わってしまったなと思った。

すこし時間が経ってから「子どもにいつか台風のことを話したりするかも」と夫と話していたけど、今こんな状況で台風とはまた違う大変さがある。あのときは今こうなってるなんて想像ついてなかったから、子どもが大きくなるまでにまたいろいろなことがあると思う。

そのたびに強くなり、たくさんのものを守れるようになっていないといけないなあと深刻に考える夜が増えた気がする。