近所の児童館のイベントで、ベビーマッサージ教室があるというので参加してきた。
双子だからな…と迷っていたら「土曜開催だし、パパの参加も大歓迎だからぜひ」と言われ4人で会場へ。
コロナによりさまざまなイベントが中止やオンライン開催になっているのでこういう機会はめずらしくありがたかった。とくに夫も参加できるタイミングというのが嬉しかった。
6組限定、広い会場をたっぷり使ってマッサージ講習をうけた。知らないこといっぱいで面白いでした。
- マッサージの前に声かけ
- マッサージのタイミング
- 服を脱いだらマッサージ開始
- 全身を順番にマッサージ
- おしっこしてもいいと思うこと
- マッサージ後はポカポカしてた 眠っちゃう子も
- 知らなかったこと:開始前はパッチテストを
- 知らなかったこと:ベビーオイルとマッサージオイルの違い
- 知らなかったこと:ベビーマッサージに精油は使わない(おすすめはされない)
- 知らなかったこと:香育(こういく)
- 香育とは
マッサージの前に声かけ
いきなりマッサージを始めるのではなくて、布あそびをした。
子を仰向けにして、スカーフみたいな透ける綺麗な色の布を顔の前でひらひらしたり、ふわっとかぶせたりして寝転んでる状態に慣らそうとしてる感じ。
ミュウもミュウツーもすぐ腹ばいになりどこかへ行こうとしてしまったけど
先生は「いいよ、こうしなければっていうのはないので楽しそうならOK」というのでほどほどに。
マッサージのタイミング
ちなみにマッサージにおすすめしないタイミングは、お風呂上がりだそう。
お風呂上がり保湿のタイミングだからマッサージしてあげたいなって思うけど、赤ちゃんが疲れてしまってるのでよくないらしい。
保湿を丁寧にするのはいいことだから、その結果マッサージ的になるのは問題ないそう。
お風呂上がり「マッサージするよ!」と構えてやるほどではないということだそうです。
服を脱いだらマッサージ開始
「裸んぼうにする前に、『いまからお洋服を脱がせてもいいかな?』と聞いてみてください。あかちゃんも突然べろんと脱がされたら嫌だったりするかもしれません。」
なるほど。先生に言われたとおり聞いてみる。
返事は特にないけどにこにこしてたので服を脱がせる。
おそらくここで業務的にてきぱき脱がせる必要はなくて、リラックスとスキンシップが目的だって忘れないことが大切なんだろうな。
お風呂のときはどうしても戦いなので服を剥いでいく勢いになっちゃうからたまにはこういうのも。
全身を順番にマッサージ
みぎ足、ひだり足、お尻から爪先、足の裏、足の指、お腹、肩と背中、肩から腕、とにかく順番にマッサージ。
「おなか〜」とか「あんよ〜」と言いながら楽しくやる。
お手本だと赤ちゃん(人形)は大人しく仰向けだけど、双子たちはグルングルンするので想像していたベビーマッサージとは程遠い
けどおすわりにしたり、ちょっと大人しくしている姿勢にしてマッサージするとなんとなく嬉しそうにも見える。
先生も「動く子は落ち着く姿勢を探してやってあげればいいよ」というので気にせず、赤ちゃんの肌をたのしむことにした。
おしっこしてもいいと思うこと
おむつを外すので、おしっこしてしまう子もいるかもと先生。
「リラックスできてるってことなのでいいです。ここで大事なのは『おしっこしちゃって〜』などとマイナスな声かけをしないこと。『気持ちよかったね〜すっきりしたんだね〜』など声をかけて、おしっこしてもいいやくらいの気持ちでマッサージしてあげてください」
この心構え、家でできるかちょっと難しいけど、言っていることはよくわかった。
小さくても、親の話すトーンで絶対なにか感じ取っているはずだし、そういうときに責めるような言い方(しちゃうけど)気をつけようと思った。
マッサージ後はポカポカしてた 眠っちゃう子も
体温を測ったわけではないけど、マッサージ後はすぐに服を着せるのはちょっと迷う感じのポカポカだった。
ミュウツーは目を擦ってすこし眠そうに。一緒に参加していた生後4ヶ月の子は気持ちよさそうに眠ってた。いいね。
知らなかったこと:開始前はパッチテストを
アレルギーがあるといけないので、親も子も開始前にパッチテストをした。
赤ちゃんの手の甲や腕などにちょっとオイルを塗り伸ばしてしばらく待つ。
5−10分くらいのあいだそのままにして、確認。
今回使用したのはヒマワリオイルだった。
使ったオイルは教室のあと頂いた。
いちばんアレルギーが出にくいとのこと。
植物性オイルはアレルギーが出にくいけど、スイートアーモンドとかマカダミアナッツなどのナッツ由来のものは注意が必要なこともあるそう。
ん?植物性ってことは、植物由来じゃない油もあるってことで、そういえばベビーオイルは何由来なんだろう(何も知らない)
先生に質問してみた。
知らなかったこと:ベビーオイルとマッサージオイルの違い
ベビーオイルは石油系の油で、不純物がすくなく酸化しにくいが、肌に吸収されにくいのでマッサージには向いていないそう。
これがちょうどいい分かりやすさだった
ベビーオイルの成分は?植物性とミネラルオイル(鉱物油)の違い
肌に吸収されるか否かは分子量の大きさということかな?
植物油は分子が小さく吸収されるため肌への負担は少ないということだけど、吸収されるのであればいいものを選んであげないといけないということかな?
知らなかったこと:ベビーマッサージに精油は使わない(おすすめはされない)
オイルでマッサージならば、アロマの香りで癒されたいとわたしなら思ってしまうというか、アロマとオイルはセットな印象なので、精油はブレンドしないのか聞いてみた。
「赤ちゃんが一番好きなのはパパやママの匂いです。アロマで香りを加える必要はとくにありません。精油は赤ちゃんにとって刺激が強い場合もあるので、その点からも使用しなくていいと思います」
そうなんだ。
パパやママの匂いがすき、どこまで本当かはわからないけど、精油が刺激になりすぎるのは確かに良くないと思ったので納得。
でも自分が子どものころ、よそのお母さんに抱っこしてもらったり、友達のうちにいくと匂いが違って落ち着かないことはあったかもしれない。そういう意味ではわたしたちの匂いが馴染みで安心するというのはあるのかも。
知らなかったこと:香育(こういく)
こんな言葉まであるとは知らなかった。
香育とは
「香育(こういく)」は子どもたちに向けた「香りの体験教育」です。
植物の恵みである精油(エッセンシャルオイル)の香り体験を通して、五感のひとつ「嗅覚」に意識を向け、豊かな感性や柔軟な発想力を育むとともに、人と植物の関わり、自然環境の大切さを伝えます。香りは、私たち人間や動物、虫、植物が生きていくためにとても大切なものです。
「香育」では、人間や植物にとっての香りの役割などを学んだ上で、植物によって香りが異なることや、人それぞれで嗅いだときの気持ちが異なることを体感します。また、AEAJでは5月19日を「香育の日」と制定し、普及啓発を行っています。公益社団法人 日本アロマ環境協会
Aroma Environment Association of Japan(AEAJ) HPより
いつもできるわけじゃないけど
このブログを覗いてくださっている方は、わたしに「日々ベビーとマッサージを♪」みたいな余裕がないことに気がついている方がほとんどだと思いますが、その通りです。
でもパパのいる日とか、なぜかうまくいった日とか、気が向いたときにできたらなあとは思いました。
スキンシップってしようと思うとどうすればいいかわからないところもあるし、マッサージがそれのきっかけになればいいなとも思った。
香育のパンフレット、子どもも読めるかんたんなのをせっかく頂いたのに
ビリビリになりました。半分も読めなかった。
そして帰りに鞄の中でストローマグから水漏れでひたひたになる冊子
最後までお読みいただきありがとうございます^^
参加しています。よろしくおねがいします。