里帰り出産の記録です。
自分の記録としてと、双子の出産を控えるパパママの参考になればという思いで書いているので、手こずったことや知らなかったこと中心に書かれていると思います。
毎度長いですが、ご興味ある方読んでみてください^^
これまでの記事
里帰り出産をするまで(妊娠5〜6週:病院選び、検診の費用など)
里帰り出産をするまで(妊娠7週:上司へ報告、里帰り先の病院など)
妊娠16週:Y病院の双子両親クラスへ←いまここ
妊娠8週目以来Y病院へ
前々回の記事で書いたように、普段の妊婦健診は自宅のあるB市で受けていたので、久しぶりにH市に帰ることになった。このころ、つわりのピークは脱していたものの疲れやすさや眠気は強烈にあり、振り返ってみても健診でB市とH市を行き来するのは難しかったと思う。
初めて双子のパパママに出会う
会場はY病院の会議室であまり広くはなかった。そこに20組弱の親が集まったと思う。参加記録として母子手帳を預けたけど、みんな2冊ずつ渡すので受付は母子手帳の山になった。
両親クラスの内容
・医師から双子妊娠の状態について説明(合併症、リスク、管理入院のことなど)
・助産師から授乳について(授乳のしかた、マッサージのやりかた)
・ママパパでグループワーク
休憩をはさみ、こんな流れで進んでいった。
医師からの説明では、膜性(お腹のなかにどうやって入っているか)、胎児の合併症、切迫早産について重点的な説明があった。Y病院では対処しきれない合併症がありその場合は都内の病院へ転院になるケースについてや、切迫早産になりやすく出産予定日(つまり帝王切開する日)よりも早く入院して安静を保つ場合があって、入院生活が長くなる人もいるなど説明を受けた。
双子妊娠の想いはさまざま
4組ずつくらいになってグループワークがはじまった。まず自己紹介から。
・名前
・週数、膜性
・双子の妊娠がわかったときの気持ち
・心配なこと
お互いの状況がわかるとみんなぽつぽつと話すようになった。話してくれたことで印象的だったのはこんなことだった。
ママ1:膜性がちゃんとわかるまでは夫婦ともにピリピリしていた
やはり膜性による妊娠中の違いは大きくて、母子ともに元気に妊娠生活を過ごすにはとても重要なことだった。
ピリピリしていた、と話してくれたご夫婦はMD双胎かMM双胎かわかるまでが辛かったと言っていた。それを聞いて、確かにそうだよなと思った。
詳しい説明はわかりやすいリンク先で。双子とわかった時わたしが説明された理解では、膜性の分類は3つあり、DD,MD,MMの順に妊娠出産のリスクが高まると聞いていた。
双子が1つの胎盤を共有してると双子間で血液が行き来するので、うまく2人に行き渡らないと体の大きさに差が出てしまったりするといわれている。さらに胎盤を共有していて、双子が入っている部屋も一緒だとリスクも高くなるということだった。
わたしの場合は妊娠がわかった時から「胎盤2つの、お部屋別々じゃないか(つまりDD双胎)」と言われていたためあまり意識しなかったけど、「胎盤シェアしてるね、お部屋は別かな(MD双胎かも)」「お部屋も一緒かもしれない(MM双胎かも)」と言われたママたちは大変不安だったと話していたし、辛いこともたくさんあっただろうと思った。
ママ2:帰ると対応できる病院が減ってしまい医師からは里帰りはしないほうがよいと言われた
帰省するのに飛行機で2時間かかってしまうこと、医療体制により、合併症などの治療が必要になった場合対応が難しい可能性があるため里帰り出産は難しいようだった。
そのご夫婦は同じ出身地なので実家同士は近所だけど、夫の仕事の関係でH市に来ているだけなので周りに知り合いはいないと話してくれた。いまごろどうしてるんだろう。
ママ3:双子だとわかったので妻の両親と一緒に暮らすことにし、もう引っ越した
ご夫婦はH市在住、奥さんの両親がとなりのF市に住んでいるのでもういっそ二世帯で!と越してしまったと話していた。双子の妊娠がわかったとき、旦那さんが暮らそうと言ってくれたと話していた。旦那さんは「どう考えても自分が育児に加わるだけでは足りないと思って、それならご両親の力を借りようと思ったので」と言っていた。
話を聞いていて、みんな妊娠がわかってからいろんなことに悩み、夫婦で相談したり喧嘩もしてここまでたどり着いた人たちなんだと思った。
特にご両親と住むと決めたご夫婦は、決めるのにかなり勢いが必要だったと思った。
双子だとわかって驚きながらも、生まれてくるふたりが少しでも幸せに過ごせるようにってみんな考えてたんだと思い、グループワークが終わった。
何人かのママとは予定日が近く、もしかしたら出産前後に入院して会えるかもしれませんねと話して別れた。
そして実際に入院してみたら双子教室で出会ったママがすでに入院していて、すごくほっとした^^
参加しています。よろしくおねがいします。