妊娠5週:かかりつけの産婦人科で双子とわかる(ここでは産めないといわれる)
妊娠6週:双子確定、はやく病院選びをするよう勧められる(紹介状、母子手帳)
妊娠7週:上司へ妊娠を報告、里帰り先のY病院での初診(帝王切開、手術日説明される)
妊娠8週:Y病院でもういちど健診(膜性診断の確定、妊婦健診する病院について)
前回の記事はこちら
もういちど膜性を確認しに翌週もY病院へ 帝王切開なのか再確認
エコーをして確認した。説明してくれたのは男の先生で30代半ばくらい、なんか怖そう。(前回は女の先生)つわりは?体調は?と確認したあと、先生は説明をはじめた。
・「胎盤2つ、隔膜2つのタイプにかわりなし」、妊娠も8週目と考えられる
・先週説明したとおり、37週目くらいに予定入院し帝王切開する流れ
・なにか質問あればどうぞ
淡々としてて質問しにくかったけど、もうごちゃごちゃなので聞きたいことはたくさんあった。
わたしからの質問は
・先週もらった冊子を読んだけど陣痛の箇所が怖くて読めない。読まないといけないか
・双子の出産だと帝王切開しか選択肢はないのか
・検診のたびにH市に来るのは大変だから住んでいるB市で妊婦健診をうけたい
こんなこと質問してだいじょうぶかなあと思いながら全部きいた。
先生はフンと笑ってなんかちゃんと答えてくれなそうーと弱気になっていたら、めちゃくちゃ丁寧に教えてくれた。わたしの不安な気持ちもわかったのか、心配りのようなものも感じられた。
「帝王切開なので陣痛は経験しないかもしれないけど、双子で妊娠後期は不安定になるだろうから予定より早く陣痛がくるということはありえる。なので陣痛がどんなものなのかという知識を備えておく必要はあるよ。読めるときに読んでおくべし」
「双子を自然分娩できないわけではないが、頭の向き次第になってくる。出て来にくい向きだった場合、赤ちゃんがうまくでてこれなくて危険な状況が発生しやすい。うちの病院では強い希望があれば自然分娩もやっているけど、いくら希望しても向きが悪ければできませんということもある。あと、自然分娩で始まったお産でも、2人目がどうしても出てこないとか危険だと判断された場合そこから帝王切開ってケースもある。だからうちでは安全を優先すると帝王切開の方針をとることが多いです」
「双子は高リスクに分類されるので、健診は原則ここで受けてもらっている。というか途中まで他院でというケースはあまりみない。でも通うのが負担なのはわかるし、あなたの膜性はリスクが低いタイプなので、かかりつけの産院がOKならしばらくはそちらで妊婦健診をすすめてもいいと思う。」
「ただ、産休以降は産む病院の近くで過ごすのが基本。そのための産休だからね。なので28週目以降はH市に帰ってきて、こちらで健診を受けてください」
最後のほうはだいぶ気さくに話せるようになっていた。
余談:急に先生に親近感わく
終盤先生は「ところで結婚してからB市なの?じつは僕はお隣のN市出身なんです」と言い、なんとわたしの今住んでるところから近いN市の出身だった。
「区はどのへん?こっちのほうか、なつかしいな」といってちょっとうれしそうだった。
この先生とは出産直前診察があたることが多くなり、最終的にけっこう楽しく話せるようになった。N市やB市の駅名とかで盛り上がった。
夫と健診にいったときはY病院の近くのおすすめランチを「検査の待ち時間にいっておいでよ」とすすめてくれた。
この先生がいたので結構楽しくY病院に通うことができた。
上司へ再度報告 まわりへの報告タイミングで悩む
診断が確定し大まかな分娩予定日や、健診先などが決まったので上司に進捗を改めて伝えようと思った。
最初の報告以来きちんと話ができておらず、前回うまく伝えられなかったことももう一度伝え直してみるつもりだった。
こんどはメモを持って上司のところへいき、・いまのところ順調・予定日・今後しばらく健診はB市で受けますと伝えた。
「双子ってさあ、やっぱ楽しみだよね」わたしの報告に返事はなく、そう言っていた。
でも雰囲気から、わたしの妊娠をよろこんで楽しみにしてくれているようだった。
「はやくみんなに言っちゃいなよ」
はやく言って楽になっちゃいなさい、助けてもらいなさいということらしかった。
わたしはまだ不安で言いたくなかったので困った。なんて答えたか覚えてない。
上司はもう副の人には話をしているようだった。わたしの本音をいうと、最初この副の人に報告、相談したいと思っていた。けどやっぱりそれは順番が違うし、間違うと副の人に迷惑がかかると思ったのでしなかった。
上司の感じからすると、広まるのは時間の問題かもなと思った。
隠したいわけでももったいぶりたいわけでもないけど、初めての妊娠とつわりと双子だったということで、わたしは疲れていた。
もうちょっとだけそっとしておいてほしいと思っていた。
早めに副の人にはわたしから報告しようと思った。
H市からB市にきてなにもわからないころからお世話になっている人だったので、直接話したかった。
周りの人はそれから徐々に…いまは考えられないな。振り返れば甘かったけど、くたくたで何も思いつかなかった。
次回は妊娠のふしぎについて書こうと思います。
参加しています。よろしくおねがいします。