いい友人に恵まれてるとは思ってたけどここまでとは。
逆の立場になったとき私は彼女たちに同じことできるでしょうか。
やってもらったことへの感謝もそうだけど、ここまでやってくれたって
行動そのものが私の心をあたためました。
産後1ヶ月:友人Mo(モリブデン)は乳母になった
Moは大学時代の友人で、私の妊娠がわかった時とても喜んでくれ、
妊娠中から双子の誕生を楽しみにしてくれていた友人の1人でした。
出産予定日間近も「生まれたら病院に行ってもいい?」「生まれたて会いたい」
と連絡をくれたのですが、病院のルールで友人は面会できなかったため、
退院後予定を合わせ、1ヶ月検診が終わったころにうちに来てくれることになりました。
そのころ、
私は双子との生活と産後のガルガルで実家で過ごすのがとても苦しくなっていました。
そしてMoの訪問前日、嫌なことがあり心も体もボロボロだったため
つい訪問したMoに近況を話しているうちに、今辛いことをぜんぶ話してしまいました。
Moは一度も口を挟まず話しを全部聞いて、私の言うことに同調してくれました。
産後に家族以外の大人と話したのは久しぶりで、つねに朦朧としていた私の話は
いつも以上にまとまりがなく、長く、めちゃくちゃだったかもしれませんが
ぜーんぶ聞いてくれました。それがすごいありがたかった。
↑お土産たち。すごいおいしかった。
彼女と話している時、病院の助産師さんから電話がありました。
「1ヶ月検診でのつなさんの様子が心配だったので電話しました。
来週母乳外来へ来ませんか?予約をとっておくので来れなかったら連絡してね」
というような感じの内容。
1ヶ月検診時、併せて受けた産後検診で先生と話しているうちに泣いてしまったのが
医療者間で共有され心配させてしまっている様子。
当時ミルク量の悩みもあったので、病院へ行き助産師さんに相談したい気持ちは
すごくあったのですが、
この間の1ヶ月検診も疲労困憊だった自分に、また外出なんて可能なのか?
母乳外来は当然平日で、付き添ってくれる人なんていないし…
電話を切ってちょっと迷っているとMoが「その日なら付き添えるけど行こうか?」
と言ってくれたのです。
10年来の友達だけど、さすがにそこまで頼んでいいのか分からなかった私に
気にしなくていいからといって、付き添ってくれることになりました。
翌週、午後の外来に合わせてMoは昼すぎに家に来てくれ、
一緒に授乳し、私の身支度が終わるまで双子の面倒をみて、
車に移乗するのを手伝い、駐車場でベビーカーを開いて双子をのせ、
ベビーカーを押し、荷物を持ち、双子をあやして、
ファインプレーの数々と、言わなくてもわかってくれる空気感で
家族のように活躍してくれました。
そういうことを頼めるサービスって探せばあると思うのですが、
子どもへの接し方以前に大人どうしが気遣わず過ごせるかというと
そうではないと思うので、家族のように身の回りのことをやってくれた彼女に感謝です。
おかげでなんとか母乳外来に行って助産師さんに相談をしていたところ
助産師さんはずっとMoについて、この人誰だろうと私との関係性を考えていたみたいです。
母乳外来で私がミルクを作りに席を外した時、
助産師さん「お姉さんですか?」
Mo「乳母です」
こうやりとりしたと聞いて、今日1日乳母になったつもりでやっててくれたんだと思うと嬉しかったです。ありがとう!
産後2ヶ月:友人Cの催眠術
Cも大学の友人で、Moとも友達です。
私の荒れっぷりをMoから聞いて、双子に対面と私の様子を見がてら来てくれました。
C「明日お昼食べたいものある?」
私「たこ焼きが食べたい」「けどバスだから大丈夫」
実家には駅からバスに10分ほど乗る必要があります。
たこ焼きと思わず答えちゃったけど、さすがにむりだろうと思って焦ってたら
C「OK!」快諾で買ってきてくれました。
普段ならそんなことしなそうなCがたこ焼きを買ってきてくれて沁みました。
「産後のひとに何がいいかわからなかったからカモミールティーもどうぞ」
その時すでにコーヒーも飲んでたんですがカモミール好きなので
たこ焼きと一緒に飲みました笑 それぞれおいしかった。
食後双子をだっこしながら2人で話したり、テレビみたりしていると
私に猛烈な眠気がやってきました。生あくびがとまらず、
私「なんか眠いかも」
C「じゃあ寝ておいでよ」
私「え?いいよ」
C「平気だからいっておいでよ」
ほんとに…?と思いながら、じゃあ五分だけでもと
(その頃五分やすらかに眠れるなんてありえない奇跡)
別室で横になり、まあ泣き声したら行こうかなと思ってたら1時間経っていました。
目が覚め時計をみたらすごい時間(1時間)が経ってて、飛び起きてリビングへ
双子はぐずりはじめていたものの、Cは穏やかに様子を見てくれていました。
そして私が目を覚まして落ち着いたところで颯爽と帰っていきました。
この2人だけじゃなく、
ひたすら全肯定して労ってくれる子や欲しい言葉をくれる子 、
ちょっとしたトラブル時に知恵袋みたいな回答くれる子など
産後友人たちには本当に支えてもらいっぱなしなので
この感激が風化しないようにどこかに書き留めておきたかったのでした。
でもなんか恥ずかしいので消してしまうかも。どうかな。
台詞的じゃなく、ほんとにともだちっていいなと思いました。