昔むかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
この設定に落ち着くまでのいざこざ
わたし「昔むかしあるところにミュウとミュウツーがいました」
ミュウ「ちがーう」
わたし「おじいさんとおばあさんがいました。(中略)川から流れてきたうさぎはミュウのお誕生日ケーキの作り方をおばあさんに聞きたかったのです」
ミュウ「ちがう!!!」
ミュツー「いいんだよ、ミュウちゃん出してよお」
ミュウ「ちがう!!!(大泣き)」
ある日おじいさんが山へ芝刈りへ行くと、めずらしいきのこが生えていました。
良く見ようと、おじいさんがかがんで見てみると、
きのこの傘に、小さなドアと窓がついているではありませんか。
きのこはおうちになっているようです。中に住んでいるのもきのこで、
おかあさんきのこらしききのこは家事で忙しそうです。
こどものきのこが2人いて、家の中を駆け回っています。
おとうさんきのこはどこかな?とおじいさんが見ていると、奥でパソコンをしています。
リモートワーク中のようです。しかしこどもきのこが駆け回るので
少々やりずらそうではあります。
おとうさんらしききのこが窓をあけ、フワアっと伸びをしました。
おじいさんは声をかけました
「すみません、めずらしいきのこなので見ていました。どうやらリモートワーク中のようですが、おしごとはなにをされているんですか?」
「おや、人間のおじいさん、よくわたしたちを見つけられましたね。わたしはたしかにリモートワーク中です。きのこの通信販売をしています」
ほう、とおじいさんが興味深そうに聞くところにきのこは続けます
「きのこのたくさん採れる秋に、収穫しておいたきのこを干して、それをオフシーズンに売るのです。最初はきのこそのものだけでしたが、スライスして干したきのこや、干し技術を応用してナッツやドライフルーツの製造などもしています。3900円以上お買い上げいただいた方には送料無料でお送りしてるんですよ」
「そうなんですか。うん、確かに人は3900円くらい買ったなら送料は無料であってほしいよなと思う気がします。うまいことやっていますね」
おじいさんはうなりました。そして気になっていることをさらに質問しました。
「おたくにはその干したきのこなどを保管するスペースは無いように見受けられます。どこかに倉庫をお持ちなのかな?」
「するどいですね。そうなんです。おじいさんには教えられませんけれど、我々は大きな倉庫を持っていて、そこから出荷しています。すごいでしょう」
きのこがナッツやドライフルーツの製造に手を広げているあたりの説明で
わたしの熱がはいってしまい
2人がいつ寝入ったのかわからないんですが昨日はこんな感じでした。