育児の雪かき

育児の雪かき

男の子双子2歳の育児真っ只中です。思ったことをそのまま書いています。

MENU

寝かしつけ小咄

寝かしつけがうまくいかず、

寝たふりも効かなかったので、作り話を聞かせたらすうーっと眠りました。

せっかく作った創作物だし記録しておこうと思いました。笑

 

むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが暮らしていました。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きます。

ある日、おじいさんがいつものところへ芝刈りへ行くと、

竹やぶの1箇所が光り輝いていました。

「おや、いつもと様子が違う。なんだろう」

おじいさんが近づいていってみると、光っている竹が1本ありました。

おじいさんが、えい!と竹をななめに切ると

なんと中には、かわいいらしいお姫様のようなものが眠っていました。

十二単の美しい着物に、黒い髪の毛はつやつや美しいです。

お姫様のようなものはいいました。

「おじいさんこんにちは。わたしはかぐや姫です。」

「やはりお姫様でしたか。でも一体どこの国のお姫様ですか」

おじいさんが聞くと

「今は詳しく言えませんがわたしは遠い国のお姫様です。訳あって帰れないので、しばらくおじいさんのお家に住まわせてもらえませんか?」

かぐや姫はすこし困ったようだったので、おじいさんはそれ以上詮索しないことにし、

「いいですよ。わたしはおばあさんと住んでいます。うちにきてください」

そういってかぐや姫を大事に抱えてお家へ帰りました。

 

かぐや姫を連れて帰ってきたおじいさんをみて、おばあさんはとても怒りました。

最近流行りの高齢者をねらった詐欺に、おじいさんが騙されてしまったと思ったからです。

おばあさんは小さく、美しいかぐや姫を人形かなにかと勘違いし、高値で売りつけられてしまったのだと思ったのです。

おじいさんは怒るおばあさんにゆっくり説明しました。

おばあさんも事情を理解して、かぐや姫を歓迎しました。

そして、夕飯にと作っていた炊き込みご飯をかぐや姫にごちそうしました。

「とってもおいしいです。こんな美味しいごはんが食べられて、おじいさんはしあわせですね」

かぐや姫がかわいい顔で言うと、おばあさんはうれしくなって

「大したものじゃないですがたくさん食べてください。明日はおいしい煮物を作りますよ。ほんだしを使うんです。」

 

ここでミュウツーが眠ったのでおわりです。

次はどんな話ができるでしょうか^^

最後までお読みいただきありがとうございます^^