昨日、ずっと出来てなかった洗車を夫がしてくれた。
確か最後の洗車は点検のときの機械洗車…
ピカピカの車で今日は運転がうれしかった。
午前中は児童館
お昼はパスタにしようと思いつく。
いかすみのパスタソースあっためて混ぜる。落合務さんが監修してるソース。
夫が「落合さんのだよ」買ってきてくれた。
食べたからといって「ああ落合シェフの味だわ」となるわけではない。大好きというわけでもなく、この人のことよく知らない。
でもわたしたちにとって落合さんは特別な人なのだ。
大学のおわりから社会人なりたてくらいまでの何年か、わたしの誕生日は逗子にある落合さんのお店でお祝いしてもらっていた。
いまもだけど、当時の若いというかもはや青いわたしたちにはかなりの背伸びだったと思う。
もちろん一年でいちばんの贅沢だし、人生においてもトップクラスの贅沢とおめかしと非日常だったと思う。
お店の人がサーブしてくれる所作の美しさとか、オリーブオイルだけがこんなに美味しいとか、食べるところがわからない海老とか。
もっと思い出があるはずだけど、とても緊張して過ごしていたのでどうしても断片的。
帰り道電車に乗る頃になるといつもの景色になるので、魔法がとけていくような気分だったのは覚えてる。
毎年必ず行くと決めていたわけではないので、なんとなく行かなくなったけど美味しいものや素敵なところの話になると「あのオリーブオイルおいしかったよね」とか「えびはどこを食べればよかったんだろうね」「ビールあのお店の注ぎ方するわ」とか思い出話になった。
だからパスタソースの味が落合シェフのお店の味になっていようとなかろうとあまり関係がなくて「落合さんだよ。またあのレストランに行きたいね」と話すことが大事なんだろうなと思う。
おそらく彼もスーパーの陳列棚でそう思ってくれたから買ってきたんだと思う。
いかすみは美味しかったです。
結婚すると付き合った年月がわからなくなってくるけど、今日はおつきあい記念日です。
子どもがいるからか互いに歳をとったなあと思う機会が増えている気がする。
一緒にいるならば、たがいの人生が豊になるようにしたいねといいつつ
戦ったり憎みあったり
でも今日はパスタソースのおかげで昔を思い出せたことでいい1日に。
わたしを思いながらこのソースを買ってきてくれた夫にありがとうをいってみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます^^
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