子(ミュウツー)が初めて血を流すケガをしました。
こういうトラブルってこれからもあるんだろうと思うけど、流血が初めて、日曜日、夜間という状況に結構追い詰められてしまって苦しかった。
忘れないように記録。
- 18時45分:リビングから寝室へ移動
- 18時48分:大きな音がする いつもと違う泣き声
- 19時まで:止血 病院に行くか相談する
- 19時15分:再度寝かしつけへ
- 22時に起こして確認
- 翌朝はいつも通りに
- 小児科のタイミングだった
- ミュウはどうしてたか
- これからも覚えておきたいこと(まとめ)
18時45分:リビングから寝室へ移動
移動する時間は最近だとこのくらい。
なんちゃってジーナ式を始めて以降、寝かしつけというよりは寝るべき時間がきたら真っ暗な寝室に連れて行って大人は退室しているので、いつものように2人を布団に置き退室。
18時48分:大きな音がする いつもと違う泣き声
わたしより後に寝室を出た夫が大きな音を耳にする。
わたしは聞こえなかったけど、夫の「こりゃぶつけたな」の一言と、ミュウツーの泣き声で理解した。
そしてすぐ、ミュウツーの泣き方がいつもと違う(パニックになっているような?とにかく不機嫌なときや眠いときとトーンが違う)ことに気がついて自分も寝室に行くか迷っているとミュウツーを抱えた夫がリビングへ来た。
ミュウツーのひだり眉の上から血が流れているのが見えてあわてた。
19時まで:止血 病院に行くか相談する
ぶつけた箇所が頭部だとわかり、わたしがやるべきだと思いついたことは
・へこんでないか確認
・意識状態(低下していないか、声かけに反応するか)
・嘔吐していないか ミルクが飲めるか
・冷やす…?
それに夫が
・目の動き
・出血が止まるか
を見るべきだと追加した。その通りだと思った。
でも、それを確認したからといってどうしたらいいか分からなかったので、県の医師会が発行している救急冊子を引っ張り出し「頭を打ったら」の項をひらいた。
シンプルだけど「すぐ病院に行くべきか」の判断基準がトラブルごとに載っていて困ったときにはまず参照しようと思っていた冊子だった。(双子なのでことあるごとに2冊ずつもらえるので、家のいろんなところに置いてみてる)
その冊子には
チェックリストA(1つでも当てはまれば医療機関の受診を勧める)
チェックリストB(Bだけの場合は以下の説明を読んで対処するように)
と分かれていて病院に行く、いかないの判断を安心してできるようになっている。
わたしが咄嗟に思いついたことはだいたいチェックリストAに含まれているようだった。
ひとつずつ確認したけど、チェックリストAにミュウツーの様子で当てはまるものはなかった。
チェックリストBも確認。どちらかというとこっちに近い気がする。
だとすればとりあえず経過をみればよいという事になる。
引き続き止血をしながら、保冷剤をガーゼにくるんで冷やすことに。
その間に改めて、さっき思いついていたポイントを確認してつぶしていった。
・へこんでないか確認
→さわって確認、へこんでない(でも腫れもまだみられない)
・意識状態
→声をかける 反応あり、お気に入りのあやし方だと笑顔もみられる
・嘔吐していないか
→えづく様子もないのでミルク飲ませる。飲める。
・冷やす
→冷やし中 保冷剤だと固いのでビニールに氷水を入れて氷嚢風に変更
・目の動き
→顔を動かしちゃうのでよくわからない。大丈夫なように見える。動画を撮る
・出血が止まるか
→徐々に出血は緩やかになっていそう
これを全部やり終えるころには「このまま様子を見れば平気かな」と思えるようになっていた。声かけに笑顔があったことと、血が止まってきたことが大きかったように思う。
でも、チェックリストBをみた直後にはそうは思えず、「やっぱり病院かな」と迷いがあった。理由はおそらく、チェックリストBに完全に該当していなかったからだと思う。
判断しなくちゃと思う焦りとともに、こんなことをずっと考えていた。
冊子はあくまで目安なので、当てはまらないからといって必ず受診すべき状況とは限らない。
けど、その迷う幅を少なくするためにかなり具体的な症状と対応策が示されている。
ということは、(わたしにとって)かなり信頼すべき冊子という位置付け。そこに答えが載ってなければ病院へ行くべきなのでは…?
今思うと焦ってるなあ、と感じるけれど、これからもそういう迷いは出てくると思った。
困ったので、判断基準をもう1つ設けることにした。
項目ごとにチェックリストが用意されていて、当てはまるものにチェックをしていく。
冊子とほとんど内容が変わらないけど、こちらの方が少し詳しくて、ミュウツーの状況に合っていたので安心できた。
ダブルチェックしたことで慌てず経過観察にしようと決めることができた。
19時15分:再度寝かしつけへ
血がドクドク出る様子がないこと、ミュウツーの様子が眠そうなことを除けばいつも通りみ見えることから、寝かせて大丈夫なんじゃないかと判断。
逆に心配だからとこれ以上起こしていても、眠くて不機嫌だしますます興奮しちゃう様子があり、寝かしつけちゃったほうが傷にもよさそうだった。
寝かせよう、と決めたものの、夫がずっと傷を押さえたり塗ったワセリンを塗り直したりしていた。いじくりまわされて不機嫌なミュウツー。
傷口を触るとよくないから、ガーゼとかをあてておきたいという。
でも絶対外れちゃうし、誤飲とかこわいし、というかうちに今そんなちょうどいい道具もないし…気持ちはわかるんだけど、もう寝かせるしかない気がした。
それを夫に伝えると、やはり誤飲とかが怖いと考えているようなんだけど「でも…」と迷っている。
もうそのくらいにしなよ、意味ないよと言いたかったけど我慢。彼だってすごく心配で、できること全部やってあげたいだろうと思った。
でもさすがにずーっと傷をみたりしてミュウツーが泣いていたので、もうそのくらいで、とやんわり言ったけどこに時間が結構いらいらした。
寝かしつけは今回ばかりはだっこで。
自力で寝入ることはできるだろうけど、だいぶ興奮させてしまったので時間がかかりそうだし、時間がかかるほど傷をさわっちゃったり傷がどこかに触れる可能性が高まるので、落ち着くまではだっこしていようと決めた。
ミュウツーは暗い寝室でだっこしていたらすぐ眠そうになって、すーすー寝てしまった。
22時に起こして確認
近頃22時のミルクは中止していたけど、ミュウツーだけリビングに移し覚醒させてみることに。
リビングは薄明かりにしておいて、ミュウツーを連れてくるとすぐに目をあけ起きた。
ミルクもよく飲み、これまでと変わらない感じ。
興奮させてもいけないので、そのまま寝室へ戻した。すぐに寝た。
翌朝はいつも通りに
打ったのが頭だと、2−3日は注意深く様子をみたほうがいいとのことだったので、心配はしていたけど、翌朝からいつものミュウツーだった。
1週間経つけど、特に何も怒っていない。傷もかたまって治りつつある。
小児科のタイミングだった
怪我の翌日、偶然にも検診と予防接種の日だった。診察を希望するなら別途予約が必要だけど、検診や注射の合間に嫌でも先生や看護師さんに顔を見られると思ったので、特に診察の予約はせずに連れて行った。
そこで先生が診察をと言えばお願いするつもりだったけど、先生は「だんだんけがが増えるね。目じゃなくてよかったね」といってそれ以上はなかった。
よくあることで済ませるのはいけないけど、よくあることの1つだったのかもしれなくて、とりあえず冊子に従ってよかったんだと思えた。
ミュウはどうしてたか
ミュウツーの止血をしながら、冊子をみたり調べたりしている時に夫が「部屋の様子とミュウをみてきてくれる」と言うので見に行った。だから19時すこし前だったと思う。
部屋の様子を確認したいから電気をつけた。ミュウは起きていた。寝室に移動させたときには眠くてとろんとしていたのに、ミュウツーの泣き叫ぶ声とわたしたちのざわざわで起きちゃったんだと思う。
わたしが部屋の様子を写真に撮り(シーツに血の跡がついていた。それをみて壁に額をぶつけたのではということがわかった)布団まわりを直しているあいだ、ミュウはにこにこしてわたしにとびかかって遊びモードだった。
だっこしてぎゅうっとして、電気を消して布団に置くとまだキャピキャピしてたけど、わたしがミュウツーと夫のところに戻り色々している間に寝入ったと思う。
ミュウツーを再度寝室へ戻した時(19:15頃)にはミュウは眠っていた。
怖い思いさせちゃったかな。なぜか分からないけどお利口に眠ってくれてすごく助かった。
今晩は当然だけどミュウツーばかりになってしまったので明日いっぱいだっこしてあげようと思った。
これからも覚えておきたいこと(まとめ)
これからも大なり小なり事故やケガは起こるんだろうと思ってる。
もちろん防ぐつもりでやっていくけど、どうしても起こるものもあるし、小さいケガやヒヤリハットみたいなのでわたしも子も成長していく部分だってあると思う。
ただイレギュラーな時間帯などは焦りが増すので、今回のことをとりあえず土台にして動けたらいいなと思った。