4月も半ばですね。
月曜:ミュウが発熱
慣らし保育は3週目、わたしの職場復帰は2週目に入ろうとしていたところ。
ミュウが熱を出したので保育園お休みにしました。
— つな双子1y3m@丁寧に暮らせない (@tunapporo) 2021年4月12日
37度5分で微妙なところだけど、
4月から保育園頑張った結果かなぁと思って大事をとって休みます。
仕事の人たちも快くお休みをとらせてくれて感謝です
ミュウツーは登園していいよって預かってくれた保育園もありがとう🥺
家庭によってはまだまだ慣らし保育期間中。
体調崩して当然といえば当然のタイミングなのであまり動揺はなくて、
「そうだよね。がんばったんだよね」と思った。
職場に休みの連絡、ミュウツーは登園
7時ごろ部署のグループメールに、上司の出勤時間にあわせて部署に電話をして
「子が発熱してるので休みます。いまは1人だけです。これから病院へいってきます」という感じで伝えて休んだ。
保育園に確認をとったら、ミュウツーは発熱していないなら登園はOKとのこと。
夫が送っていく。
ミュウとてくてく病院へ
熱のせいかごきげんが悪く(めずらしい)ほかほかうるうるしてるミュウをだっこして病院へ。
かかりつけの小児科ではなく、別の医院へ。
その医院は病児保育が併設されていて(生後11ヶ月の頃1度利用したことがあるので勝手はすこしわかっている)明日以降利用したければそちらにかかっておくほうがいいかなと思ったからだった。
咳止め、鼻どめの薬をもらって診察は終了。
受付のひとが親切に病児保育の案内をしてくれた。
「明日熱が下がれば登園はできるだろうけど、いつ呼び出されるかわからないことを考えたら初めから病児保育を利用したほうがパパとママの心配はすくなくていいかも。
お金はかかっちゃうけど…
予約は夜までにメールしてくれればいいんだけど、空きがあれば当日の朝でもメールをくれたら対応できるから、あんまり頑張らず考えてみてね」
そっか、無理矢理登園させても呼び出されちゃうことあるんだ(考えてもみなかった)
ミュウツーもいるしどうしようかな…と考えつつ帰宅。
明日はどうするのか
ミュウ→発熱でお休み(明日は解熱するかもしれないけどわからない)
ミュウツー→月曜は登園(今後どうなるかわからない)
こうなったらこうで、こうなったらこう。でもこれがこうだとこうで…
と考えると結論が出ない。
夫と相談して、とりあえず火曜日はわたしも夫も仕事へ行くことを優先させてみよう
ということになった。
ミュウ→病児保育
ミュウツー→保育園
となる予定で準備をすすめる。
夕方ミュウツーをお迎えに
門をあけると、窓際であそぶミュウツーが見えた。
わたしには気づいてなくて、知育おもちゃみたいなのを一生懸命まわしたり引っ張って熱中してる。
その姿がなんかいじらしいような感じがして、こんなに小さいけどなんかいろいろ感じて、頑張ってるんだな。と思うと泣きそうになる。
わたしが近寄ると気がついて嬉しそうな顔してた。
えらかったね。がんばったねといってぎゅーってしたらミュウツーもぎゅーっとしてきた。
火曜:ミュウツーも発熱 2人とも病児保育へ
起きたらミュウツーも熱がでており、急いで病児保育の予約をした。
当日なので空き次第、空いてなければミュウツーを誰かがみないといけないので、わたしか夫が休み看病ということになる。
どうなるかドキドキしたけど「ミュウツーもあずかれるよ」と返事がきたので、急遽2人分、病児保育用の荷物をまとめ直すことに。
※持ち物を置いておける保育園とちがい、病児保育はすべて準備していくから旅行なみの準備をすることになる。
※生後11ヶ月の頃1度利用しておいてよかったと思う。当時も、いずれ利用するだろうからいい経験になったなと思ってたけど、ほんとにそうだった。
まず初期登録みたいなのが不要だった。そして保育室も預かりの流れも書類も持ち物も大体わかってたから今回すぐに利用しようって思えたんだと思う。
本当にこれでいいのか?と迷う
あわてて病児保育の予約をとったけど、
今日もわたしが(あるいは夫が)休んで2人を看ればよかったのでは?
という迷いが、出発間際にすごい勢いで爆発しそうになる。
慣らし保育で疲れちゃったから→熱がでたのに→病児保育(知らないところ)に預ける?
それってこんな小さい子にとっていいのか?
なんかもうよくわからない。
仕事も始めたてでどうしても抜けられないような状況じゃないし、わたしがいなくても十分平気だと思える。職場のひともそう言ってくれるし環境づくりが進んでると感じる。
それが安心して働ける要素になってるけど、逆にいうと這ってでも職場に行く理由がない。
わたしは誰のために何をすべきなんだろう。
でももう職場には出勤するって言ってあるし、病児保育の予約も済んでいる。ミュウツーはどのみち診察をうけたほうがいいし、正直ふたりをまる1日看病できる自信がない(病気してなくたって双子に手を焼くのに)
行くしかないとわかってるけど、すごい迷ってしまった。
病院の人たちの元気に巻き込まれる
はあ…とため息をつきながらミュウツーを抱っこ紐、ミュウをひだりに抱え、リュックを背負い、病児保育用の大きなカバンをなんとか持って車のドアを閉めて
この時点で体がバラバラになりそう。落としてはいけないものが多すぎる。
そーっと歩き出そうとしたら「大丈夫?!荷物もつよ!!!」と昨日病児保育の案内をしてくれた受付の人が駆け寄ってきてくれた。
なんて優しい人だろうと感動した。自分が逆の立場でもきっとそうしたんだろうけど、体調不良時の親切って沁みるし忘れないよなと思う。
その人は双子ちゃんが来ましたよーと声をかけながら、わたしたちを待合の椅子に案内して、ちょっと泣いてるミュウにあばばばばとやって、どこかへいなくなった。
そしたら看護師さんと保育士さんが現れ「コロナの検査だけやっちゃうね」とすごい勢いで双子の鼻に綿棒をつっこみ(所作はやさしいです)
2人が大泣きしていたら先生がフワリと現れて(美しい、魔女か大妖精のような先生です。はっきり物を言う、ちょっと勢いがこわいくらいのときもあるけどそれが有難いと思えることが多々ある不思議な先生です。この日はエメラルドのピアスをしていた。海外のスター以外にヴァンクリーフを身につけている人を自分の生活圏内でわたしは見たことがなかったけど、初めて出会ったのがこの先生です。)
「昨日診察してないのどっち?いらっしゃい」と声をかけるとミュウツーが催眠術にかかったみたいに先生について診察室に入って行き、中で待っていた看護師さんに捕獲され聴診、のどをみられてギャー!と泣いて
とやっているうちに検査の結果がでて2人とも陰性、保育士さんと荷物の確認をして双子は保育室へ入室、おもちゃに夢中になっている様子をみてわたしはそっと居なくなる。
というめまぐるしい25分間だった。
病院のいそがしさと、みなさんの息のあった仕事ぶりをみてここなら大丈夫と改めて思えたので、家でめそめそしていた不安が一気に減って職場に向かうことができたと思う。
それでも迷いはある
職場に向かいながら、双子を1日病児にあずけてわたしが働いても、差し引きして残った稼ぎが、果たしてわたしと双子のためになってるんだろうかと思う。
お金だけでなく、「病児保育に預ける」と決定するハードルを越え、いつもと違う段取りや準備をして間違いなく出かける労力、心配しながら働く気持ちなど。
これまで働いてきて、子どもの病気のために仕事を休んだり早退する人を何人も見てきたけど、なんとも言えない顔をしていたときはみんなこういうことを考えてたんだろうな。
生きてるとこんなこともあるんだなー知らなかったなという客観的な感想と、
明日からはどうすりゃいいのだ…というなんともいえない焦りがまざった状態でその日は1日働いた。
途中、なんかつらいなと思って上司に「深呼吸はどこでしたらいいですか」と聞いたら、「大丈夫?!」と外までの通用口を教えてくれた。
ここにきてあたらしい場所で働いてるストレスもでてきてるのかもしれない。空青かった。
夜、頭痛が
退勤する少し前から「ちょっと頭痛がするな」と思ったので、帰りはまっすぐ病児保育先にいかず家に行き、風邪薬を飲んでからお迎えにいった。
その後夕飯をすませ、発熱のためお風呂はお休みして体を拭き、寝かしつけへ。
ここまで終えたころには頭痛からくる吐き気でぐったりしており、何もしたくなかったけど体が冷えていたのでお風呂に入ることに。
お風呂ですこし良くなったものの、いつもと違う頭痛の激しさでしんどく、やりかけの家事を夫に任せて寝ることに。
布団に入っても眠いはずなのに眠れず、頭痛と吐き気がおさまらなくて辛いばかり。
お風呂に入っていた夫に「頭痛が治らない。救急車よんでほしい。いたいー😭」と大騒ぎして心配をかけた。
水曜:下がらない熱 自分もみごとに風邪をひく
水曜はわたしの仕事がたまたま休みだったので、双子が保育園にいければ登園させ、難しければ自宅療養。
朝、2人ともほかほかで熱下がらず…
機嫌も昨日より悪く、「この状態の2人と夜まで…」育休中わたしを蝕んできた双子育児の恐怖が蘇る。
そして自分もなんだかだるくて元気がでない。
職場復帰してから、今日の休みを希望にがんばってきたところもあり、それが双子の熱でつぶれたという事実が受け入れ難い。
「1人でこの2人を看るの、可能だと考えてる?」「もう辛いから今日も病児預けていい?」とわんわん言うわたしを見かねた夫が休みをとって、眠らせてくれました。
(夫に言いたいこともたくさんあるけどそれで良いことひとつもないし、休んでくれて楽しく過ごせせたことだけ考える。)
金曜 登園するも呼び出し
木曜日は双子はとりあえず登園、わたしは仕事休むことに。ここでちょっとでも休まれば…と思ってたけど、結局ミュウが登園後1時間くらいで熱が上がり園から呼び出し、帰宅となる。
ミュウツーは15時までがんばって保育園にいた。
もうなにやってるんだろう、
自分が今どこにいて(わたしは母です、なのか、わたしは社会人ですなのか、もう育休中でもないし妻なのか、所属がわからず)何をしている人なのかわからなくなった。
自分の体調も悪いので、もう金曜日も休んでしまおうかと思ったけど金曜も登園をトライして、出勤してみることにした。
わけがわからなくなっており、
復帰したての仕事が「このままでいいのか?」という疑問と
双子の不安定な保育園生活が本当にこれでいいのか?という焦りみたいなのがあって
休みたいけど休めない、保育園行って欲しいけど休ませてあげたい、みたいなのがごちゃごちゃでその判断にも大変なエネルギーを使った。ように思う。
そして金曜日、14時に呼び出しがかかる。熱があがったそう。
わたしはあわよくば仕事を早退し、双子が帰ってくるまでの数時間でも寝たい!と思って竜巻のように仕事をしていたので、スムーズに帰ることはできたけど休まらなかった。
反省と感想
反省は、子どもが熱発したときに、初日に、もう数日先のことまで考えて動くとよかった。
病児保育も安くないし、仕事もほいほい休めるわけではないから夫と週単位でスケジュールを練れたらよかった。
感想は、休むことにそんなに罪悪感がなかったなということ。結構意外だった。
働き始めからこんなに休んでしまって。さっそくみんなに迷惑かけてしまう。わたしが居なくても回っている職場。云々…」と落ち込んでしまうと思ってた。
全然平気だった。
それは、自分も体調が最悪で周りの迷惑とかまで気が回らなかったこと、産前めちゃくちゃ働いたという自負?みたいなのがあったからかなと思う。
産前は子どももおらず、しかもそこそこ健康体だったので
子どものいる人の急な休みも、子どもはいないけどなぜか時々たくさん休むひとの休みも、
「かわりますよ^^」といって元気に働いていた。
自分のためになっているという感覚もあったし、まあ時間があったのでそうしていた。
時々当てにされているような気がしてむなしくなることもあったけど、ちゃんと自分を見てくれている人がいるのはわかっていたので可能な範囲で頑張ってたと思う。
だから「もうわたし十分働いたよね」という気持ちがどこかにあるんだと思う笑
次子どもが体調を崩したときおんなじ気持ちで休めるかわからないけど、職場復帰初期のハードルである「子どもの体調不良」を乗り越えられてよかったなと思った。
こうやってたくさん休んだので、実際に働いたのは2週間とちょっととかもしれないのに、
なんと4月が終わってしまいそうという、今月は駆け抜けた感がすごくあります。
まだまだ本当にいろいろあるんだろうけど、次は連休明けの登園がうまくいきますようにと願っています。