すっごくいい本で、読んでよかったと思います。
ただ、読みにくいので人に勧めるかというと悩みます・・・
じゃあどんな感じで読んだら役に立つのか?をご紹介します。
- 生後1ヶ月:タイトル自信ありすぎじゃない?と思いながら買う
- 生後1ヶ月半:万策尽きて読み始める
- どうして泣き続けるのかを教えてくれた
- 5つのスイッチに裏技感がなく戸惑う
- おくるみの巻き方がすごい寝て魔法を信じる気になってくる
- 2ヶ月半:なんで泣いてるのか(寝ないのか)なんとなく分かるように
- 2人の授乳に1時間半かかっていたのが、1時間くらいで済むように
- おまけ:スイッチのやめどき
生後1ヶ月:タイトル自信ありすぎじゃない?と思いながら買う
そして文字だらけで読む気にならず挫折しました。
よく調べもせず買ったので、なんかもっと育児書みたいにイラスト多めのカラフルな書かと思ってたら普通に本(?)で、読書じゃん、こんな寝る間も惜しいのに読んでられるかよとハードルが上がりました。
生後1ヶ月半:万策尽きて読み始める
何しても泣き止まない、ミルクを飲んだ後寝ないなんてざらにあり、夜通しだっこで外が白んで朝になって、「私今日は何時間眠れたかな」とか「どうして泣き止まないんだろう」ってぐるぐる考える毎日。
考えても結局「なんで」になってしまって、赤ちゃんは泣きやむわけでもなく、すごいつらい。
奇跡的に2人寝入った瞬間があり、面倒だけど、頑張って読んだらこの辛さから解放されるかもしれないと思って読んでみることに。
どうして泣き続けるのかを教えてくれた
本の序盤にはなぜ赤ちゃんが泣き止まないのかが書いてあり、その理由に納得でした。
理由がわかったからといって我が子が泣き止むわけではなかったのですが、「ああそういうわけがあって泣いてるんだね」と少し余裕を持ってみることができるようになりました。
5つのスイッチに裏技感がなく戸惑う
泣いてしまうのには理由があるんだから、赤ちゃんにとって心地いい状態を整えてあげましょうねということで5つのスイッチが紹介されます。
いったいどんな秘技を伝授してくれるのか!
しかし5つのスイッチは目新しい特別な技はなく、いくつかは試したことのある方法でした。
知ってるし、効かなかったから困ってるんだけど・・・
という私の心を読んだようにこんな一文が。
ここまで読んだあなたは、「べつに新しいことじゃないわ。ずっと昔から知られてたテクニックでしょ」と思うかもしれません。半分は、そのとおりです。方法自体は、新しいものではありません。でも、この昔ながらのテクニックをほんとうに効果的に使うためには、適切な強さでやること、五つを組み合わせてやること、が必要です。
出典:赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ/ハーヴェイ・カープ著
こんな私の気持ちを見透かす先生の言うことだし、もうちょっと読んでみようかなという気になり読み進めます。
おくるみの巻き方がすごい寝て魔法を信じる気になってくる
ちょこちょこ読んでいると、おくるみの巻き方について書かれている箇所まで到達しました。
いままでタオルやおくるみグッズで包んでみたものの、
あまり効果を実感できずにいたので、試しに書かれている通りに包んでみました。
ミルクのあと、少しうとうとしているところに本の方法で、
バスタオルを使って包んでみたら、なんと2時間くらい通しで寝ました。
今までの巻き方と違ったのは、包む手順と巻きつける強さ。
こんなに違うのかと、やっと魔法を信じる気になりそのままざっと読み進めました。
(本の中にちょいちょい出てくるパパママの体験談的なコラムは飛ばしました。笑
限られた読書時間だったので、スイッチの方法とかをよく読むようにしました。)
2ヶ月半:なんで泣いてるのか(寝ないのか)なんとなく分かるように
その後も本の巻き方だとよく寝る我が子たち。
ただ、バスタオルだとほどけやすいのでマジックテープのついたおくるみグッズ
(詳しくはスワドルミーの記事をご参照ください)で巻くことに。
そうするとおくるみが安定するのでおくるみ以外の他のスイッチも実践しやすくなりました。
(ただ、5つのスイッチのうち1つに寝かせる姿勢があるのですが、これは怖くて使いませんでした。)
先ほどの引用にもあったように、「組み合わせる」ことがすごく重要だと感じます。
まずおくるみをしっかり巻いて、その次のスイッチを1つ追加。それでも落ち着かないようならもう1つ追加。そんな感じでやっていきます。
泣き止めば5つ(私の場合は4つ)全てやる必要はないので、逆に足りないものが分かるようになりました。
スイッチすべて使っても泣き続ける場合は、
もう一度それぞれの手順が合っているか(強さとか、順番とか)確認して、それでもだめならおむつとか、お腹の空き具合とかを考えるように。
でも上手にスイッチが使えるようになると改めておむつかな?とかミルクかな?と確認する必要がなくなってきました。
2人の授乳に1時間半かかっていたのが、1時間くらいで済むように
授乳間隔はまだあかないものの、ミルクのあと泣き続けられることがなくなったので寝かしつけに割いていた時間を大幅に削減することができました。
30分でも自分の時間が多くなるというのは当時の私にとってすごくありがたいことでした。
頑張って読んでよかった。ハーヴェイ先生ありがとう。
おまけ:スイッチのやめどき
これについても書かれています。
ずっと続けていいの?とか、くせにならないか心配とか、
Q &Aになっていて、参考になります。
3ヶ月過ぎて思うのは、やめようと思わなくても、
ここ最近はベビーがスイッチを必要としなくなってきている感じがあるなあということです。