双子だからか、2人を比べて考えてしまうことがよくある。子どもを比べるのは兄弟だってそうかもしれないけど、同じ月齢の子を育ててると余計そうなるのかなと思ってる。
身長体重といった発達上もそうだし、健康面、細かいけどミルクを飲みきる速さとかに差が大きいと気にすることがある。でも「こっちはもう○○できたのにな」系が一番考えてしまいがちで厄介だと思う。
お腹にいる時から、胎動が多いとか体重の増えとかいつも比べられやすい2人に気がついて、あんまり比べるまい、その子はその子!と思ってるのによくない。最近2人の個性が変わってきて、改めてそう思ったので忘れないように書いておく。
生後0〜2ヶ月:ミュウのほうが危険人物だった
生後すぐから、ミュウのほうが泣き方が激しくて切れ目がなかった。ミュウツーは控えめで、ミュウにかかりっきりでもそのままひとりでに眠ったり、泣いてもミュウのあとから泣き始めて、ボリュームもそんなに大きくなかった。
だから大人たちはいつも「ミュウは寝てるか」「ミュウはごきげんか?!」「ミュウ泣いてる!やばい」とミュウ対策に追われていて、ミュウツーにはみんな何となく「待たせてごめんね」とか「今はママ独り占めしていいよ!」みたく普段我慢させてることを詫びるような接し方だった気がする。
産後の私の少ない体力を削らないためにもミュウが穏やかかがすごく重要だったのでお風呂やミルクの段取りが、ミュウ中心で進められていた。
どうしてもミュウツーは後回し。泣いても、ミュウが泣いてる時にはミュウツーより先でも後でもミュウが優先されてミュウツーをだっこしてあげられないことが度々あった。ミュウをあやしてるうちにミュウツーが泣き疲れて寝ちゃったりすると申し訳なさでいっぱいだった。
生後3ヶ月:ミュウのキャラ変
ミュウの首がすわりはじめて、うつぶせ姿勢を取れるようになってきた頃からミュウの気性の荒さがなくなっていった。うつぶせ姿勢で見る景色がミュウには楽しかったらしく、仰向けでいるよりうつ伏せにしているとご機嫌だった。楽しいのでうつぶせが捗り、首がすわり、うつぶせ維持がすすむという好循環で、ミュウの景色がどんどん広がっていくようだった。
構ってもらわなくても自分で首の向きを変えいろんなものをみつめて、にかっと笑っていつの間にかご機嫌なベビーになっていった。
最初は疑わしかったけど、ミュウがずっとご機嫌なので私たちはとてもほっとしていた。この時にずっと同じじゃないんだな。と思った。
生後4ヶ月:ミュウツーが巻き舌になる
おとなしかったミュウツーが、泣き叫んだりいつまでもぐずぐずするようになった。気づいた最初の1週間は「おやおや、こんな日もあるね」とみていた。ミュウがキャラ変でご機嫌な状態は続いていたので、ミュウツーがちょっとうるさくても賑やかでいいねと流せていた。
日を追うごとに、ミュウツーの気性が荒くなっていった。何をいってるのか分からないけど、こわい顔でこっちをみて、アウアウと乱暴な喃語を飛ばしてくるようになった。巻き舌みたいに聞こえることもあり、なんかミュウツーが急にヤンキーに見えた。
この辺で、ミュウツーは元はこのくらい元気のある子なのかもしれないと思うようになってきた。ずっとおとなしい子という目線で見ていたから、気がつくのに時間がかかった。
自分が楽だから決めつけてる
この子はこう、というふうに決めて考えると何かあったとき自分の気持ちの立て直しがしやすいのでそう思おうとしている節がある。構えたり、諦めたりするときの判断基準になっているとここまでの2人の変化で気が付いた。
自分が楽になるのはとても重要だけど、これからいろんなことを経験して人になっていく2人のことを決めつけすぎるのはよくないに違いないので、もうちょっと気をつけてみる。
こうやって時々ハっとして気をつけて、また知らないうちに元に戻ってと繰り返すんじゃないかと思うけど、とりあえずそうやってみることにする。
参加しています。よろしくおねがいします。