先々週の金曜日、朝6時〜7時半まで家出しました。
・家出時間は、ちょうど起床後〜どたばた出発までの時間帯にあたります。
・わたしは車で家出をし、最寄りのコンビニでコーヒーを買い車内で本を読んでいました。
・7時半、帰宅するとちょうど家から出てきて鍵を閉める夫に遭遇し、
会釈だけして双子と夫を見送り、そこからは毎日しているような自分の身支度をし
なにもなかったように仕事に出かけました。
初めて、衝動で家出したはいいけれど、そして特に大きな問題はなかったけど、
仕事が手に着かなそうなくらい頭はぐちゃぐちゃでした。
出勤したは良いが頭ぐちゃぐちゃだし、もうこのまま帰っちゃおうかなと思っていましたが、
ありがたいことに金曜日わたしに任された仕事は山ほどあって、
こなしているうちに忙しく1日は終わりました。
忙しく過ごしながらも、やはり頭の整理がつかないので、
手が空いたとき、幾人かの有識者に上記の顛末を中心に話し、意見を募ってみました。
基本的に、信頼している、わたしに優しい人に相談したのでわたしもかなり甘えたことを言っています。
相談者1(40代後半 女性 子:21歳娘、18歳息子)
上記以外にわたしが訴えたこと
・母をやめたい、養子に出したいと、冗談ではなく本気で思うことがありつらい
・この状況から逃げ出したい(家庭も、母という立場も)
相談者1の感想、意見、および励まし
・あんなにかわいい子たち、養子に?だせないよ〜
・圧倒的にそういう”時期”である。もちろん双子だということが大変さに輪をかけているけど、時期が過ぎ子どもの成長とともに必ず終わる辛さである。保証する。
・しかしあなたの気持ちはわかる、わたしもそういう気持ちがあった記憶がある。
・「自分の人生の大事な時間が子どもに奪われている」と思うんでしょう、わかる。
(わたし:激し目にうなずく)
・現在わたしは大きくなった娘や息子と、楽しいと思える時間がある。大人になったら子どもとの付き合い方も変わってくる。(楽しい具体例をいくつか話してくれる)こんな希望があると思って、つなさん頑張りすぎずがんばってほしい。
・できていたことが子どもによって「できなくなった」が辛いのであろう。「できない」と「やらない」は大きく違う。
(わたし:でもこれはわたしが選択したこと。妻になることも、子どもを持つと決めたのもわたしと夫の選択である。そう思うと辛い)
・選択したと思うからつらいのよ。運命、こういう人生なんだって思うほうがよい。だいたい、双子だったことは選択していないでしょう笑
・自分にある時間はひとつなのだから、同じ時間の使い方なら楽しく捉えられるようにしてみたほうがいいのかも。
・産後の限界体力みたいな時期が過ぎているのも関係しているかもしれない。乳児だった双子が自立してきて、かえってややこしさがあったりするけど、”以前よりは”つなさんが眠れる、食べられる、自由な時間がある、ということが、つなさんに「できないこと」へ目を向けさせるのかもしれない。
・「できないこと」を見つけて辛くなってしまうのは、つなさんの弱いところでもあり、いいところでもある。今に満足しようとせず、より良くあろうとするあなたの向上心が、そうさせているから。余裕がでてきて、そういう気持ちが再び出てきている兆しかも知れず、わたしはつなさんのそういうところが良いとおもっているから押し込めてなくそうとしなくていいと思うけれど、つらいね。
(わたし:泣く)
この方はわたしが結婚して見知らぬ土地(現在の住まい)にきたころから、
要所でわたしを心理的に支えてくれている人なのでさすがに、全てわかっているというか、
さらに人生のすこし先を行くお姉さん的な視点もあり、
わたしの至らない部分を認識しながらもつっつくわけでなく「それがあなた」と言ってくれる優しい人なので、最後のほうは泣くしかねえって感じでした。
相談者2(40代後半 女性 子:20歳娘、17歳娘)
上記以外にわたしが訴えたこと
なし、わたしと相談者1との会話を横で聞いている状態。
相談者2の感想、意見、および励まし
・わたしも現在の娘との暮らしのほうが楽しい。
・幼い娘らはかわいかったが、やはり大変だった。しかし子どもにある程度の歳の差があったのは助かっていたのかもしれない。つなさんは双子なので尚更大変と思う。
・でもやはり幼い娘たちの可愛い頃はなつかしく、つなさんの今の時間が大切なものであればいいと思う。
・しかし無理はしないで。頑張っているね。
相談者3(30代 男性 配偶者なし)
上記以外にわたしが訴えたこと
・母やめたい
・あなたが自由でほんとにうらやましい(勢い)
・うらやましいとかいってすみません
相談者3の感想、意見、および励まし
・自分が自由なのは実際そう。気にすることではない。つなさんには悪影響と思う笑
・子どもは本当に理不尽だよね、家出までの顛末を聞くに子どもがつなさんに謝った方がいいレベル(多分冗談で言ってる)
・すごい頑張ってるね的なこと
相談者4(30代後半 男性 子:小〜中学生3人くらい)
上記以外にわたしが訴えたこと
・母やめたい
・3人の子育てをどうされているのですか、奥様の状況など?
・独身に戻りたい、家庭から解放されていなどと思うことがあるのですが
相談者4の感想、意見および励まし
・何歳?2歳、うわあ大変だね。しかも双子。
・”お母さん”というのはどうしても抜け出しにくいかもね、何につけ”お母さん”になるから、大変だなあと思う。
・うちの奥さんは…(めちゃくちゃ強い女系でわたしの参考にはならないくらい立派でつよつよであった)
・独身?!つなさんが?もうむりだよ笑
・子育ての大変さはいろいろあるが、ある意味今が一番大変かもね的なこと
独身に戻るのが無理というのがどういう意味か図りかねるが、すこしショックであった。
相談者5(30代 女性 配偶者なし)
上記以外にわたしが訴えたこと
・つらい、手をぎゅっとにぎってほしい
相談者5の感想、意見および励まし
・双子かわいいのになぜ?!
・でも大変だよなあ、気軽に子育てしてると思ってたけど、可愛いだけじゃないよね
・美味しいものたべにいこ、次の休みなにしてる?
・手じゃなくてハグしてあげるね
(わたし:わーんと泣く気持ち)
そして先週われわれは美味しいものを食べに行きました。
彼女の洋服も買いに行き、それがすごく楽しくはしゃいでしまいました。
わたし「これどうですか?」
相談5「ちょっと可愛すぎるな…」
わたし「何言ってるんですか今日が人生で一番若いんですよ」
相談5「ねえそんな面白いのに楽しそうなのになんで子育てになるとズーンとしちゃうの笑」
わたし「(核心すぎてぐうの音もでない)」
以上です
みんな優しくよりそってくれて人にはとても恵まれたある金曜日でした。