先日の日曜も、子どもの体内時計はさして変わらないので
5時から長い1日が始まっていました。
朝食、着替えが済んでも7時。
どうにでもなれ、と思い車に二人を詰め込んで大きな公園まで行ってきました。
結果、家でイライラ、こどもの構ってを受け止めるより気持ちのいい時間でした。
公園自体も大きいけど、敷地に野球場や陸上競技場などがあるところなので
8時前でもそこそこ人手はありました。
あとランニング人口が高かったように思います。日中暑くなる季節柄かもしれません。
双子がふらふら歩くので、ランナーにぶつからないように気をくばりながら、
だけどのんびりした気持ちで歩いてたら、ランニング中の女性が
ちょっとかクールダウン、みたいな感じでゆるゆると速度を落として
ミュウツーの近くを歩いていました。ミュウツーが女性をじっと見ていると、
その女性が「うちも双子。二卵性で、男の子です。もう10歳だけど」と話しかけてきました。
ただのランニングしてるお姉さん、と思っていたのに、10歳の双子を持つ母だと言われて
びっくりしていたら、
「大変な時期だよね。わたしも振り返ってもやっぱり今のこの子達くらいが一番しんどかったな」「早朝こうやって公園もよくきたよ」「おつかれさまです」
と言ってくれて、わたしは
「そうなんです、すごく大変で、でも一番かわいい時期に違いないのに、かわいいって思えないことが多いんです」「それがすごく辛いと感じることもあって、かわいいはずなのにわたしはずっと怒ってるんです」
と、思い切って本当のことを言ったら
「そうなんだよね。でも十分やってると思うよ。大変だけどぜったいに段々楽になるし終わるから、今はこれで十分だとおもうよ」
みたいなことを言ってくれて(寄り添ってくれた嬉しさであまり覚えてない)
しばらくその人と辛かったことの共有とか、やってた工夫とか、話をして
「じゃあまた会えたらね。がんばってね!いや十分頑張ってるからもういいよ!!笑」
といって走り去っていった双子ママとお別れをしました。
なんだかいい方でした。
見知らぬ人に声をかけるってエネルギーだなって思うんですが
そのエネルギーをわざわざ割いてくれたのかもと思うと嬉しかったです。
頑張ってね、いやもう頑張らないでねと
思わず訂正してしまった去り際も、その人の気持ちが滲んでいて
この人はわたしの気持ちを通過してきた人なのかもしれない
と思いました。
相手にとって過不足ない言葉をかけるというのは非常に難しいしいつも悩んでいますが
わたしは日曜の朝、この人に救われたなあと感じました。
その後いつもより優しい表情で(?)子どもと公園をめぐり、
ミュウが「大きいおにぎりがあるよ」というので遠くをみると
本当に大きなおにぎり(テント)があって感動し、
雨上がりの遊具でミュウツーの背面がびしょ濡れになっても
いいよウフフ、とか言いつつ車に戻ることにしたところ
双子が早起きの眠気と空腹でだんだん不機嫌になり、互いのぐずぐずに負けないように
ぐずぐずしはじめ、車に着く頃にはわたしのウフフは消え去って
駐車場で怒号、鬼ババアと化していました。
まあそんなもんか、と思いつつ、
でもあのランニング双子(10歳)ママからの言葉がなければ、車に辿り着かないうちに鬼ババアだったよね、
と思うことにして帰りました。日曜日でした。
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