育児の雪かき

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男の子双子2歳の育児真っ只中です。思ったことをそのまま書いています。

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食物アレルギー講座に行ってきました

よく行く児童館で、健康管理士によるアレルギー講座があると聞いて参加してきました。

 

健康管理士って?

初めて聞く資格だなと思いながら調べてみると

より正しい健康知識をもってそれを身近な人に活かしたり、仕事の場で知識が活かされたりするのかな?

こと病気に関しては予防について専門的な知識が豊富って感じにみえます。

認定も日本成人病予防協会がしてるみたいだし、公衆の健康って感じかもしれません。

今日お話ししてくれた人は健康管理士って肩書きで紹介されてたけど、アレルギーにとっても詳しくて、もしかしたら資格をとったあとはどんな場所で活躍するかによってかなり分野がわかれるのかなと思いました。

医師のように、この資格だからこそできることってあるのかな?

なさそうなんだけど、ないとすれば健康管理士を将来の夢として目指す人がいるのではなく、何か志があってそのための手段にこの資格を使って活躍されてるという方が多いのかもしれないなあなんて思いました。

今日の人もお子さんが食物アレルギーだったそうで、子育てのなかでアレルギーの知識を得て、さらに学んで、今はいろんな人の助けになってるみたいでした。

講座の内容 備忘メモとして

いろんなデータをもとに話してくれました。

子育てや食事のことって、経験則とか迷信が混ざりやすいと感じているから、数字でこうだよって示してくれるのがとてもありがたかったです。

手元に資料は残ってるけど、専門家の話を聞いたわたしの話では純度が下がってしまい、だれかの不安のもとになったらいけないと思うので、メモとして本日の内容のまとめを残そうと思います。

要点1 食べている時1〜2時間くらいまでの強い症状に注意

即時型は食べてから1〜2時間のあいだにアナフィラキシーの症状がでること。

(初めて食べるもの、心配なものは次の食事までくらいを様子見してもよい)

強い症状が出た時はためらわず救急車を呼ぶ。

要点2 初めての食品は少量から

少量のイメージ=耳かき1杯

増量は少しずつ(特に卵・小麦・乳製品)

↑耳が痛かった。

要点3 アレルギーに似たまぎらわしい症状があること、血液検査がすべてではない

乳糖不耐症、食品に含まれる血管作動性物質がアレルギー様症状を呈することがある。

血液検査には偽陽性が含まれる。

血液検査+症状で判断していく(医師と相談)

要点4 症状がある食べ物の基本は「除去」安全に食べられる量を!

アレルギー治療方針の変遷(わたしが聞いて理解した流れです)

20年前 絶対除去。食べない!

10年前 早くから食べ始めるとアレルギー発症が低下する可能性?

英国よりイスラエルでのピーナッツアレルギーが少ない理由は?(ページ2)

離乳期早期の鶏卵摂取は鶏卵アレルギー発症を予防することを発見 | 国立成育医療研究センター

最近  上の研究結果より早く食べようという流れが加速している

 

日本の全卵負荷試験の結果をうけて、日本では生後早いうちからアレルゲンをはじめましょうという流れができつつある。

早く始めることでアレルギー発症を防げる可能性は上がるが、完全にアレルギーを予防できるわけではない=低月齢のうちにアナフィラキシー症状を起こしてしまう(=子も親も負担になる)などのリスクもあるということ。

要点5 生後すぐから皮膚状態を積極的によくしておく

保湿は入浴後30分までに行えばOK(つまりお母さんはゆっくり体を乾かすこと)

免疫の3大要素 皮膚・呼吸器粘膜・腸管粘膜

皮膚からの感作

茶の雫石鹸のような出来事がある

わたしが質問したこと

Q1小麦アレルギー:薄力粉と強力粉のちがいは

今はうどん15gしかあげてないけどそろそろパン食べて欲しい。

パンは強力粉だけどどのくらい食べられるのか。

A1小麦アレルギーの仕組みは複雑。重量で考えないこと、医師に相談し慎重に。

小麦アレルギー治療ではうどんのたんぱく質量を基本としている。

薄力、強力の違いだったり、小麦と掛け合わせる食品によってもアレルギーの出やすさが変わってくる。

Q2小麦アレルギーと卵アレルギーの同時進行がつらい。同日摂取させてもよいか。

1週間のうち、うどんをあげる日、卵黄をあげる日を概ね交互にやっているけどとても面倒くさい。

うどんは食べても大丈夫な量をあげてるし、午前うどん、午後たまごみたいにできたら楽なのにと思う。

A2医師に相談を。「ここが辛い」「こうすれば楽なのでやってもよいか」と聞いてみるのがよい。

双子でそれぞれアレルゲンが違うのは大変だと思う。

「こういう方法だったらできそう」と伝えると先生も許可が出しやすいと思うので聞いてみて。

Q3親が食物アレルギーである食品は、子にいつから食べさせるとよいか

わたしはピーナッツアレルギーなので、上に書いてあるピーナッツの研究の話を聞いたとき

「ミュウとミュウツーには早期からピーナッツを食べさせるべきなのか?」と思った。いま焦っている。

A3焦る必要はない。小麦と卵の治療をしっかりと。

小麦、卵を安心して食べられるようになってからピーナッツ可否は確認すべき。

ピーナッツを食べなくても必要な栄養素は補えるはずですよね?

また、イギリスのピーナッツ研究では早期摂取によりピーナッツアレルギーを予防できた子が多くなったが、出来なかった子がいなくなったわけではない。

親にピーナッツアレルギーがあり、子もアレルギーのリスク(皮膚が弱い)があれば尚更慎重にすすめていくべき。焦るでない。

話を聞いた感想

食物アレルギーについて、今までなんとなくの知識と自分が直面した状況だけ詳しく知っていたので、全体的なことが知れてよかったなと思います。

それによって「知らないのでなんとなくこわい」というのが軽減しました。

講座のなかで講師が繰り返し言っていたのは「一番大切なのは子どもが大きくなること。必要な栄養を欠かさないようにすること」

本当にそうだなあと思いました。そこを忘れてしまってアレルギーの治療に夢中になってしまう人いっぱいいるだろうし、ピーナッツの話を聞いて焦ったわたしもその1人になってる(なりかけ?)のだと思いました。

大事なのは子どもがよく食べて大きくなること、というのを忘れないようにしたいと思います。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます^^

参加しています。よろしくおねがいします。

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