生後2ヶ月から5ヶ月入る頃までおしゃぶりを使っていた。
賛否両論あるけど、これなしでは最初の辛い時期がもっと悲惨なことになってたと思う。
結論があるわけではないし、推奨するつもりもないけどおしゃぶりを導入するにあたり悩んだこと、心配だったことをまとめました。
- きっかけ:万策尽きても泣き止まない
- おしゃぶり反対派の意見にひるむ
- おしゃぶりの使用に正解はない 背中を押してほしくて先輩ママに相談
- 「大人になってもおしゃぶり使ってる人を見ないでしょ」が決めて
- 最初はちょっと罪悪感が
- 双子におしゃぶりは向いていたか
- 子じゃなくて親が依存してる?
- 生後5ヶ月はいるころ自然と使わないように
きっかけ:万策尽きても泣き止まない
生後1ヶ月半くらいをピークに、3ヶ月くらい双子との眠れぬ日々が続いていた。
だっこしてもベビーラックにいれても置いておいても泣き止まない。
唯一授乳してる間は静かになった。授乳クッションの上でそのまま寝てしまった双子を怖くて動かせず、次の授乳タイミングまで2時間とか同時授乳の姿勢のままということも多々あった。
いろいろ限界で、試してなかったおしゃぶりはどうだろうと思うようになり調べてみた。
おしゃぶり反対派の意見にひるむ
出産と同時におしゃぶりを準備しておかなかった理由は、必要になるかわからないからと、くせになったり歯並びに影響があると聞いていたからだった。
案の定、調べると必ず「やめられなくなって困る」「噛み合わせが」「発語が」というおしゃぶりのデメリットを大量に目にすることになった。
効果があるのか、使い始めはどんなものが良いかを知りたいだけであって、デメリットについて調べていないのにおしゃぶりをだめだめという人の意見を沢山読み、「もうちょっとなしで頑張ってみる…?」と迷うことに。
おしゃぶりの使用に正解はない 背中を押してほしくて先輩ママに相談
調べれば調べるほど使わない方がいいような気がするけど、おしゃぶり使わない!と決意したところで双子が泣き止むわけではない。わたしの睡眠不足や体力の消耗がストップするわけではない。おそらく正解なんてなくて、みんなそれぞれの向き合い方をしてるから沢山意見があるんだ。
そうだ産前に知り合った双子ママたちはどうしてたんだろう、出会ったときは子育てに忙しいにしても睡眠はできてそうだったけど、わたしのような時期があったに違いない。
4人のママにラインをおくりつける
「お久しぶりです。秋に双子会でお会いしたつなです。年末無事出産し、寝不足です…」
そもそも産後まともに挨拶してなかった。いま考えるとすごい無礼な奴だけど、いきなり「おしゃぶり使うか迷ってます!どうしてましたか??!」と詰め寄った。
「大人になってもおしゃぶり使ってる人を見ないでしょ」が決めて
先輩ママにおしゃぶり迷ってるけど、調べるとデメリットのことがすごく出てくる…というと
大人になるまでずっとおしゃぶりするわけじゃない
歯並びは後天的になんとかすることも可能
わすれるな、いま大事なのはあなたが寝ること!
と思い切り背中を押してくれたママがいて、その言葉を聞いてそのまま母に「今日帰りにおしゃぶり買ってきて」とラインできた。
言われたとき、頭の片隅で「振り切った考えだな」と思ったけど、あのくらいの勢いがなければわたしの迷いは消えなかったと思う。
他のママたちもおしゃぶり以外いろんなことを教えてくれて、応援してくれて、必要なときに必要な言葉をくれるスキルの高さすごくない?と思った。
先輩双子双子ママたち 割とおしゃぶり使用経験あった
先輩1(双子3歳)
保健師さんに勧められ使用、2人とも受け入れなかったため続かず。
現在は1人は指しゃぶり、もう1人は寝るときにガーゼケット抱きしめが必須。
先輩2(双子1歳)
1人はNICUに入ったときから現在まで使用、もう1人は使用なし。
先輩3(双子1歳)
2人ともNICUに入ったときから使用、生後半年くらいで嫌がるようになった。
寝付くのでもっと使ってほしかった。
先輩4(双子1歳)
おしゃぶり使用なし、泣いてたけどあんまり気にしないようにしてたからかも。
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NICUから、というママが2人いて、我が子は入らなかったのでわからないけど使用することが多いのかな?そこからずっとおしゃぶり必須になる子もいれば、時期がくると自然にいらなくなってしまう子がいるよう。
つまり子によるのだ。
夫の反応 使い始めればなにも言われなかった
産後からひとつひとつ、新しいことは夫に相談していた。
反対されるかなと思いつつ、おしゃぶりを使う数日前に「おしゃぶりってどうかな」と夫に相談したら「くせになるっていうよね」と返事が返ってきて、あまり前向きに考えていないのだろうなと感じていた。
しかしその数週間後自分の限界を感じてたので相談せずに使い始めた。
週末双子に会いに実家にきていたので、おしゃぶりがすでに導入されていたけど、夫はなにもいわなかった。
そのころ本当にわたしの様子がおかしかったので、なにも言えなかったんだと思う。
最初はちょっと罪悪感が
ミュウツーに喃語が出始めたころで、ぐずった時におしゃぶりを使ったら落ち着いたけどそのままムニャムニャ言っており、発語の機会を奪っているようで胸がぐーっとなった。
悩んだけど、1日中おしゃぶりで口を塞いでいるわけではないと考え直して使うことにした。
惰性で使わない。それだけはルールにしようと思って使い始めたらとても便利だった。
泣き声がやむひとときでどれだけわたしがほっとできたか、冷静になったり、水分を取らなきゃと気づいたり、トイレにいったり、あれがなかったらもっと辛かっただろうなと思う。
双子におしゃぶりは向いていたか
ミュウにはNUK(上部写真)を、ミュウツーにはコンビテテオを使った。
特に理由はなく、うるさいミュウにはトラデザインのおしゃぶりが可愛く似合って見えたから。
ミュウツーよりミュウが騒がしかった時期で、主にミュウに合えばと思って使い始めたけど、ミュウはおしゃぶりを嫌がって使わなかった。
一番使って欲しい人に効果がなくすこし残念だった。
ミュウツーは最初何回か吐き出してしまったけどその後定着し、5ヶ月ごろまでおしゃぶりを使用することになった。(生後まもなくはミュウツーはおとなしかったけど、同時に泣くときにはミュウにかかりっきりになるので、その間をしのいでもらう目的で使った)
合えば効果絶大、合わなければ不機嫌を助長させるだけ
ミュウに合うおしゃぶりを探そうと思いミュウツーのを洗って試してみたりもしたけど嫌がって使わなかった。
嫌がると機嫌がより悪くなるし、合うおしゃぶりに出会えるかわからないので、ミュウツーはおしゃぶり効果があることだし、ミュウはだっこやそのときできることで頑張ることにした。
子じゃなくて親が依存してる?
だんだんおしゃぶりが必要なタイミングがわかってくると、もう使っておく?みたいな気持ちになることに気がついた。
先回りして、おしゃぶりで封じようとしている。これって子に必要なんじゃなくて、わたしがおしゃぶりに頼りきりになってきているということかもしれないと思った。
生後5ヶ月はいるころ自然と使わないように
このままだとわたしがおしゃぶり使用から離れられないかも、と悩みだしたころ、ミュウツーがおしゃぶりをくわえなくなったり、すぐに吐き出すようになった。
新生児から使えるものだったから、合わなくなってきたのかなと思っていたらそのうちにおしゃぶりなしでも寝るようになった。(ジーナ式をゆるくはじめた時期でもある。なにがきっかけかは不明)
日中のぐずぐずもおしゃぶりでも効果がなさそうだったので、それを機におしゃぶりは卒業、買い換えることもなく使用しないまま現在に至る。
ミュウツーの求めるものが少しずつ変わってきてるのかなあ(安心感から遊んで欲しいとか社交のほうに)と思ったり、ネントレ効果出たかあと嬉しくおもったり、本当のところはわたしも専門家でもわからないと思う。
パタリと使わなくなったのではなく自然にだったので、しばらくおしゃぶりはとってあった。先日台所を整理していたらおしゃぶりたちが出てきて、思い切って処分した。
NUKのトラをつけてるミュウがもっと見たかったけど、そうじゃなかったみたい。
久しぶりに見たおしゃぶりは大変だった日々の思い出の品だけど、辛かったのをわざわざ覚えておくのもへんなのでポイと捨てましたー!
参加しています。よろしくおねがいします。