育児の雪かき

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男の子双子2歳の育児真っ只中です。思ったことをそのまま書いています。

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夫にありがとうと言ったら

なんとなく目にしたヤフーの記事が気になって読んだら、わたしの夫も同じような感じだなあと思った。

外出自粛中、買い物は主に彼の役割で

・足りないものを確認して

・1週間分の買い物リスト作って

・買ってきた食材は分けて保存する

この辺を大体てきとうにやってくれている。記事に出てくる旦那さんもそんな感じ。記事ではそんな旦那さますてき、ということが書かれている。

rdsig.yahoo.co.jp

これを読んでうちの夫も「すてきな旦那さま」と褒められるに値するのかなと思った。

夫に対してそういう風に有り難がることがなかったので実際に伝えてみた。

寝かしつけが終わり、スマホをぽちぽちやってる夫に「なんでもできる男性でよかったよ。いい旦那さんでよかった。いつも助かってます。ありがとう」と言ったら夫はとてもびっくりして「どうしたの急に、なんかきもちわるいね」と言いながらも満面の笑みだった。

こんなにうれしそうな反応が返ってくると思ってなかったので驚くとともに、いままで夫も「よい旦那さん」と言ってもらいたかったのかなと思った。

結婚した時から、夫は任せれば大抵なんでもできたのでそれをあまり「ありがたいこと」と思っていなかった。夫も「出来るけどそれがどうした」みたいな感じだった。わたしが彼にやっておいてくれたことに対しお礼をいうといつもそんな感じなので、この人は自分のすべきこととしてやってるんだなあと思っていた。

日々暮らしていると、まだまだ男性が家事・子育てに積極的だと「よい」とされる場面に遭遇する。個人的な意見だけど、女の人も働いて家事子育てしてるんだから、男の人がやったときだけ「いい!」みたいになるのはあれ?と思うし、「いい!」と言われた男の人が「へへん」となっていたらおかしいよな。と思っていた。(もちろん「へへん」とならない男の人もいるのは知ってるし、そういう人は「よい旦那さん」と言われるために家事子育てをやってるんじゃないってこともわかってる。)だから夫の「出来るけどそれがどうした」という感じをみて、「男の人が家事をしてくれるって思わなくていいんだよなー」と思っていた。

なので、「ありがとう」はいつも言ってたけど「あなたはいい旦那さん」と伝えたことはほとんどなかった気がする。わたしも「いい奥さんでよかった」と言われたら嬉しい。けど、わたしはそれを夫に伝えてなかったんだと思った。家事育児に関する、男がどうのこうのという前に「人間褒められればうれしい」という点を見落として、日々がとげとげしくなっていたかもしれないと思い反省した。

彼は当たり前のように家事育児しているけど、それらをすごく頑張ってやってたんだ。どんなに当たり前と思っていても、頑張ったら「すごおい」って誰かに言って欲しいときあるよね。

彼はなんでも丁寧にやるので時間と労力がかかって疲れる。いままでは自分か居てもわたし(いちおう話せばわかる大人?)の都合でなんとかなったが、今は双子に振り回されながらいろんなことをやったり、諦めたりしなければならない。でもそれはわたしも同じ条件なので「大変だよ」とか「頑張ったぜ」と言いにくい。まあ疲れたとか大変はいつも言ってるけど、本当はもっと言いたかったのかもしれない。わたしの態度が言わせてなかったのかもしれないし。

 いい旦那さんと伝えたときの、あの嬉しそうな顔はそういうことだったのかもしれないな。

これからはもうちょっと、伝え方考えて楽しく暮らしたいと思った出来事でした。