育児の雪かき

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男の子双子2歳の育児真っ只中です。思ったことをそのまま書いています。

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元お隣さんとの交流

双子妊娠を機に、結婚後から住んでいたアパートから今の住まいに越したのですが

そのアパート暮らしのときにお隣さん老夫婦(推定80代)によくしてもらっていました。

うれしいことに今でも交流は続いていて、こんな状況だけど時折やさしい気遣いやお世話焼きをしてもらっています。あたたかいです。

 

初めて元お隣さんのことを書いたのは年明け、年末に我々が突然訪ねていったときのことです。

futakosodate.hateblo.jp

出産前まで住んでいたアパートのご近所さんに挨拶にいったらそのまま家にあげてくれて、家族4人でお昼をごちそうになった。

大根とにんじん炊いたの。それとごはん。りんご。日常に突然お邪魔したので奥さんは最後まで「来るなら電話してよ!用意したのに!」と言っていて、でも全部おいしくてどんどん美味しいものが出てくるテーブルで魔法みたいだった。

80代のご夫婦で、本当は出産後挨拶しに行きたかったのに状況的にできなくてやきもきしていたら、秋ごろ2人で訪ねてきてくれた。

そのお礼と挨拶がしたくて行ったのに、おばあちゃんの家でくつろいだみたいな結果になってしまった。でもどんどん出てくるご飯とおもちゃとお世話焼きがうれしくてまた来なさいといわれて大変こころが暖まった。

出会いはアパートに引っ越してまもないころです。

ゴミ出しで迷っていたらご主人が声をかけてくれて、朝挨拶をするようになりました。

朝挨拶、二言三言しゃべったりする日もある感じだけどその程度でしたが

わたしの妊娠がわかってからよく話すようになりました。

奥さんのおすそわけ1:ふかしいも、牛乳プリン、ゼリー

産休に入り、出産に向け里帰りや新しい家への引っ越し準備をしていたときに

ピンポーンと鳴り出てみると、元お隣さんの奥さんでした。

「おいもふかしたんだけど、こういうのちょっと小腹にいいかもと思って、あなたもお腹が大きくて動けないだろうし、引っ越しの準備とか大丈夫なの?荷造りしてるんだったら、すこし手伝おうか」と言いました。

そのころわたしは今ほど人に頼るという発想を持っていなかったので、大丈夫ですといって断ったような気がしますが、気遣いとおやつはすごく嬉しかったのでたくさんお礼を言ったように思います。

実際お腹が大きくてもうそんなに動けず、午前中は謎の眠気でぐっすり眠って昼過ぎという毎日を過ごしていたのでその日も食事をしっかり準備する気力はありませんでした。

お芋はふかしたて、お隣なのでいまさっき向こうの台所の鍋から出した感じでした。

牛乳プリン、ゼリーはコンビニのもので普段自分があまり選ばないものだったけど美味しそうで、その妙な組み合わせや量から、奥さんのお節介を迷ったり、何かしてあげたいという気持ちが伝わってきて嬉しかったです。

自分で食事を作るようになってふかしたお芋を食べることがなくなったので、こういうお芋は久しぶりだなあと思いながら食べました。

久しぶりなのか、妊娠による味覚の変化なのか、そのときの季節(秋でした)なのかわからないけどとてつもなく美味しくあっという間に食べました。

いまでも今日のような秋の空気に、1人で家にいてしーんとした感じとおいものモソモソ感(昨今流行りのねっとりではなく、伝統的なさつまいも感でした)を急に思い出し「あのお芋たべたいなあ…」と思うことがあります。

奥さんのおすそわけ2:寄せ植え鉢

引っ越し先は元のアパートから少し離れたところで、元お隣さんに場所を言うとなんとなくわかったようでした。

引っ越しが済み、わたしは本格的に里帰りで実家に移り、新しい家で夫の一人暮らしが始まった頃、元お隣さんが突然訪ねてきた日があったそうです。

「新しいお家には置ける場所がありそうだから」と奥さんが寄せ植えをもってきてくれて、しばらく綺麗に咲いていました。

わたしは最盛期に眺めることが出来ませんでしたが話を聞いて嬉しくなりました。

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懐かしいです。

その他突撃訪問

産後10ヶ月ごろ、ご夫婦きてくれました。わたしは双子と昼寝をしていて気がつかず、後日改めてきてくれることに。どっさりのりんごと出産祝いに絵本をくれました。

今年の夏、これまたお昼寝中に訪問があり「はやりのおいしい食パンを買ったけれど1斤どうかと思ってきちゃった!」と言って、食パン?!となりました。

翌日ありがたく受け取りに行きました。

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ふかふかのパン、買うのに並んだりしただろうし数にも限りがあったとしたら、その1斤を我が家にと買ってきてくれたなんて嬉しい…とあっという間に食べ切りました。

奥さんの口癖とNGなこと

電話すると必ず言われるのが

「しばらく連絡がないからどうしてたかと思っていた」

「こちらから連絡して忙しい時間だといけないから」

です。

わたしはあの夫婦に電話をしたいな、と思う頻度より少なめに連絡するようにしてしまいます。

やはり向こうにも都合がいろいろあるし、いつもしてもらうことばかりで、こちらはこちらで、迷惑にならないようにお付き合いしたいと考えてしまうからです。

この口癖を聞くと「もっと遠慮なく連絡しなさい」と言われているようでうれしくなります。

心配させないよう、こまめに連絡した方がむこうもいいのかもしれません。

奥さんのNG、それはお菓子などをこちらが気を使ってお土産をたくさん持っていくことです。

いらない、といつも言われますがそういうわけにいかないので(これまでにかなり色々してもらっているので)できるだけ向こうが気を使わず、一緒に食べられるようなものを持っていくようにしていますがそれも奥さんは許してくれません。

奥さんの様子としては迷惑に思っているなどはまったくなさそうで、どちらかというと「そんなことしなくていいから、あなたたち家族のために美味しいものやお金をつかいなさい」という気持ちみたいです。

わたしたちはお二人から、これまで気持ちも美味しいものも十分すぎるくらいたくさんもらってきています。そのお返しをしていきたいのですが、

「またこんなもの持ってきて!」「いただくけど、おいしいのあなたたちがまず食べなさい」といって、わたしたちが食べるのをじっと見張っています笑

帰り際夫に「もうお金を使ってきちゃだめよ!」と言って「またきてね!!!何もなくていいから!!」と最後まで念を押し続けます笑

いつものやりとりになってきていますが、また一緒に食べられるものをさがしていこうと思っています。

いまはすぐ会えないけど

引っ越したとはいえ車で8分くらいの距離なので、こんな状況でなければ会おうと思えばいくらでも会えます。日々の状況を見ながら、元お隣さんに心配をかけないように、でも会えるチャンスがあれば…と思って交流を続けています。

コロナでいろいろなことが制限されていますが、この夫婦に気軽に会えないと実感するときが一番「コロナがなければ…」と思うかもしれません。

実家より近く、いまの土地に知り合いの少ないわたしたちにとって家族のように関わってくれる数少ない人たちだからです。

ご夫婦には中学生のお孫さんがいますが、たまに会いに行ったときには双子に会うとお孫さんが赤ちゃんだったころのおもちゃを出してうれしそうに迎えてくれます。

 

先々週も思い立って電話をしてみました。

「どうしてるかなと思ってたのよ」と聞いて安心して、体調にかわりないか、みんな元気でやっているかを報告しました。

次会える日も楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございます^^